尚弥がKO宣言「力でねじ伏せる」

 「WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(9月5日、代々木第二体育館)

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(大橋)が27日、横浜市内で練習を公開した。弟で日本ライトフライ級3位の拓真とのスパーリング、ミット打ちなどで汗を流し、「インパクトのある勝ち方にこだわりたい。力でねじ伏せるKOをイメージしている」とノックアウト宣言。同級13位の挑戦者サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)の印象については、「スタイル的には自分とかみ合うかな。やりやすいと思う」と自信をのぞかせた。

 王座を奪取した4月の試合では減量に苦しんだ。そこで管理栄養士のアドバイスを受けて、毎食後や練習の前後にサプリメントを摂取するようになった。最大の懸案だった減量も順調にきており、「食べながら練習ができている。前回とは全然違う」と仕上がりはパーフェクトに近い。

 この日も、やや軽めの内容とはいえスピードあふれる切れ味鋭い動きを披露した。減量苦から今後はフライ級へ階級を上げることが濃厚。「上のクラスでやることをアピールするためにもスカッと勝ちたい」と意気込みを示した。

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