頬げっそりも「生き生き」井上KO宣言
「WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(5日、代々木第二体育館)
WBCダブル世界戦の前日計量が4日、都内のホテルで行われ、WBCライトフライ級王者の井上尚弥(21)=大橋=は48・8キロ、挑戦者サマートレック・ゴーキャットジム(29)=タイ=は48・6キロだった。
王者・井上は頬がげっそりこけるほどの減量に耐え、100グラムアンダー、48・8キロで一発パスした。今回から栄養士と契約し「練習でも動けた。体は生き生き。KOを狙う」と言うが同級は限界の様子。「無理することじゃない」と、初防衛成功後は同級を卒業する考え。父でトレーナーの真吾氏も「ライトフライ級は最後。親としては、この階級ではやらせたくない」と話した。