石田3-0判定勝ち!待ってろ京太郎
「プロボクシング8回戦」(14日、ボディメーカーコロシアム第2競技場)
元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者で日本ヘビー級2位の石田順裕(39)が、UBOクルーザー級王者・ラデフに3‐0で判定勝ち。年末に熱望する日本ヘビー級王者・藤本京太郎(角海老宝石)戦へ向け前哨戦をクリアした。
序盤から効果的に左ボディーを打ち込むがKOには至らず。ぎっくり腰の影響もあり「思うようなボクシングができなかった。スピードが乗らなかった」と振り返った。ただ「今はステップアップの段階。ピークじゃない」と照準は年末だ。
4月のノンタイトル戦で微妙な判定で敗れた京太郎への雪辱を目標に現役を続行。リング上では「きょうの試合を見たら京太郎選手も受けてくれるんじゃないですか」と、対戦に消極的な王者に日本最強決着戦を訴えた。