蝶野30周年記念で生涯現役宣言!

 デビュー30周年を迎えた蝶野正洋(51)の記念パーティーが16日、都内で行われ、ファイティング原田氏、新日本の坂口征二相談役、藤波辰爾、同期の武藤敬司、船木誠勝、天山広吉、小島聡、永田裕志、橋本大地ら250人が出席した。

 マルティーナ夫人、長男の正独(なおとく)ジャメイン君、長女の正欧美(なおみ)アナベレちゃんと登壇した蝶野は、84年の新日本入門時からこれまでの30年を振り返るとともに家族に感謝。夫人に「マルティーナ、ありがとう」と声を掛け、花束をプレゼントして抱擁した。

 また、終了後には取材に応じ「(自身に)引退の設定はない。外に出る以上、蝶野イコールプロレスラーで見られると思うし」と“生涯現役”を宣言した。

 この日の宴は夫人の出身地であるドイツ式の乾杯でスタート。大谷晋二郎、田中将斗以下が出場したロイヤルランブル式のゼロワン提供試合(蝶野が解説)でも盛り上がった。オープニングで蝶野のG1初優勝時(91年)に敗れた映像が使われた武藤は「いささか気分が良くない」というジョークの後、「僕も30周年だけど、蝶野のような人望がないから、このような盛大なパーティーはできない」と持ち上げた。

 また、救急救命の啓発活動に力をそそぐため、7月に蝶野が代表理事となる一般社団法人「ニューワールドアワーズスポーツ救命協会」を設立したことを発表した。

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