池原、念願の初タイトルに大粒の涙…
「WBO世界女子ミニフライ級王座決定戦」(20日、アゼリア大正ホール)
世界ボクシング機構(WBO)の女子ダブル世界戦各10回戦は20日、大阪市のアゼリア大正ホールで行われ、ミニフライ級王座決定戦は池原シーサー久美子(フュチュール)が初のタイトルを獲得した。
会場のある大阪市大正区出身の池原は多くの声援にも後押しされ王座を獲得。アマチュア時代、ロンドン五輪出場の道が閉ざされ一時は引退を決意したが、プロ8戦目でベルトをつかみ「最高」と大粒の涙を流した。
3回はコーナーに相手を追い込んで連打を浴びせ、判定は割れたものの、優勢に試合を運んだ。前日計量は水着で臨み「少しでも女子ボクシングを見てほしい」と、笑顔でアピールした。