竹中佳11・2初防衛戦KOで決める

 「デイリー後援・東洋太平洋女子ライトフライ級タイトルマッチ」(11月2日、明石市産業交流センター)

 ボクシングの東洋太平洋女子ライトフライ級王者・竹中佳(高砂)が、11月2日に明石市産業交流センターで、挑戦者ペッチワレー・モークルンテップトンブリ(タイ)を迎えて初防衛戦を行うことが21日までに決定した。

 4月に神戸市で行われた決定戦でヨッカオ・ローエイシティジム(タイ)に4回TKO勝ちし、空位の王座を獲得した竹中は2012年6月のデビューから7戦全勝(3KO)と連勝街道を突き進む。「王者を倒したわけではなく決定戦で獲得した王座なので、まだチャンピオンと認めてくれない人もいると思う。今回できればKOで勝って王者と認めてもらえるような試合をしたい」と意気込みを語った。世界への準備はできているという陣営からは内容のある勝利が求められる。

 また、アンダーカードでは高砂ジムの“秘密兵器”横田一磨(高砂)がバンタム級6回戦でデビュー戦を予定している。兵庫・相生学院高時代に13年東京国体フライ級3位など活躍した横田は9月末にB級ライセンスのプロテストを受検する。現在は元日本バンタム級王者・三谷将之氏によるマンツーマンのトレーニングを受けており、プロ仕様のスタイルへ変貌を遂げている。

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