1・4東京Dメーンは棚橋VSオカダ
「新日本」(13日、両国国技館)
新日本1・4東京ドームのメーンが、棚橋弘至(37)にオカダ・カズチカ(26)が挑むIWGPヘビー級選手権に決まった。棚橋はAJスタイルズ(36)を破り、昨年4月以来、1年半ぶりにベルトを奪回。並んでいた藤波辰爾(60)を超える史上最多7度目の戴冠を果たし、5年連続のドームのメーン切符を勝ち取った。
感無量の面持ちで右手を掲げた逸材の前に、内藤哲也(32)を下して挑戦権利証を守り抜いたオカダが現れ「あなたのようなくすんだ太陽じゃ新日本を照らせません」と宣戦布告。棚橋は「お前に金の雨を降らすことができても太陽になることはできない。オレがいるからだ」と鋭い視線を返した。IWGPヘビーをめぐる対決は2勝3敗で、ドームでは2年ぶり2度目。極上の戦いが15年の初春を彩る。