一翔、2人のアニキに3階級制覇誓った
元世界2階級王者でWBA世界フライ級3位の井岡一翔(25)=井岡=が14日、大阪市内のジムで4ラウンドのスパーリングを行うなど練習を公開。日本一を目指す2人の“アニキ”を刺激に大みそか、悲願の3階級制覇達成を誓った。
CSファイナルSに進出した阪神・西岡剛内野手(30)と親交があり、大けがから復活した姿に感銘。「ぜひ日本一になって年越しで喜びを分かち合いたい」。巨人ファンながら、今回ばかりは西岡阪神の応援団だ。
イベントを通じて知り合った、J1浦和のDF槙野智章(27)は9月16日、完勝した世界前哨戦(後楽園ホール)の応援に来てくれた。同27日にはC大阪戦(長居)に招待され会食。「向こうも優勝してお互い高いレベルでいい結果を」と相乗効果を願った。
陣営は標的をWBA同級スーパー王者でWBO王者のエストラーダ(メキシコ)、WBA正規王者のレベコ(アルゼンチン)に絞り込んで交渉する予定。「スピード強化」をテーマにあと2カ月半、「自分との勝負」と最強への進化を遂げる。