モデルボクサー高野が再起戦TKO勝ち
「ボクシング女子6回戦」(15日、後楽園ホール)
美人モデルボクサーの高野人母美(27)=協栄=が再起戦をTKOで飾った。
小柄なタイ人ボクサーをまったく寄せ付けず、4回にアッパーやストレートの猛ラッシュで試合を決めた。
しかし、試合後は「勝てたのはうれしいけど、メンタルの弱さに情けなくなる。いらだちを感じていた」と、さえない表情だった。
6月に東洋太平洋スーパーフライ級1位のカイ・ジョンソン(T&H)に5回TKOで初黒星を喫した。年内に予定していたタイトル初挑戦も流れ「また負けたらどうしようと不安で仕方なかった。気持ちが疲れた」と本音を漏らした。
それでも金平会長は「小さい相手でやりにくかったと思うが、アッパーや左ボディーなどこれまでにない攻めを見せた」と評価。「うまくなっている姿をみせたい」と、年内にもカイとの再戦を計画する。
高野は「占いでは、今年の運気は良くないので…」と、微妙な口ぶりだった。