青木VS大地“異色対決”は収穫ドロー

 「IGF」(1日、後楽園ホール)

 青木真也(31)と橋本大地(22)の異色対決は5分ドローだった。寝技技術は世界有数のONE FCライト級王者と破壊王2世。両雄が向かい合うと、エキシビションとは思えない張り詰めた空気が漂った。「初めてオープンフィンガーグローブをつけた。超緊張した」という大地は水面蹴りなどで積極的に攻撃。青木は受け止めた上で、腕ひしぎの体勢に入るなどさすがの動きを見せた。

 試合後、青木は「(大地は)華がある。蹴りも重い。まだ22歳だし、時間をかけてやれば、日本のファイトスポーツを背負う存在になると思う」と高く評価。大地は「青木選手は自分より小さいのに、リングでは大きく見えた。一発でもやばいと思わせてたら収穫」と貴重な対戦を振り返った。

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