柴田 後藤との同級生タッグで初戴冠
「新日本」(4日、東京ド)
柴田勝頼、後藤洋央紀の同級生タッグがIWGPタッグ選手権を制し、新王者となった。後藤がリフトアップし、柴田が得意のキックで葬って、試合を決めた。
初戴冠となった柴田は、「意外とずっしり。見てくれる人の気持ちを形にできた」と、ベルトの重みを確かめた。98年に入門し、将来を期待されたものの、05年に退団。総合格闘技などを経て、12年に再び新日本のリングに帰ってきた。
35歳の2人は三重・桑名工高の同窓生で、昨年の1・4ではシングルで対決し、後藤が勝っている。柴田は「高校から20年、部員の少ないレスリング部でともに夢見たプロレス少年が、まさかこうなるとは」と、感慨深げだった。