井上尚が再始動「統一戦やってみたい」
WBO世界スーパーフライ級王者で、14年の最優秀選手に輝いた井上尚弥(21)=大橋=が8日、横浜市の所属ジムで再始動し「ことしは防衛ロードになる。チャンピオンだけど、挑戦者の気持ちを忘れずにやりたい」と新年の抱負を語った。
昨年は4月にライトフライ級世界王者となり、12月30日には2階級上で世界的名王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)をKOして2階級制覇。今後に向け「ナルバエス戦のインパクトに負けない試合をしたい。相手が決まれば、そこに照準を定めるだけ」と意気込んだ。
大みそかだけ休み、元日からロードワークを始めた。この日はミット打ちなどで軽く汗を流した21歳の大器は「ことしも3試合くらいやって(他団体王者との)統一戦もやってみたい」と意欲を口にした。