天笠、腫れ引いた 次戦はIBF挑戦か
昨年大みそかに大阪でWBA・WBO世界スーパーバンタム級王者のギジェルモ・リゴンドー(34)=キューバ=に挑戦し、2度のダウンを奪う健闘も11回終了TKO負けしたIBF世界フェザー級3位の天笠尚(29)=山上=が15日、出身地の太田市で試合後初めて会見に応じた。
だれもが驚き、心配した顔面のものすごい腫れは「5日で引きました」と回復。リゴンドー戦を「人生で一番楽しかった」と振り返り「速さは想定していた。想定外はパンチの強さ。ハンマーみたいでした」と闘った者ならではの感想。2度もダウンを奪いながら攻め切れなかったことも「パンチが強くカウンターを警戒しました」と、王者の強打を強調した。
後援会によると、次戦はIBF世界フェザー級王者のイフジェニー・グラドビッチ(ロシア)への挑戦プランがあるという。