村田の世界挑戦プラン、次戦が岐路
「ボクシング10回戦」(5月1日、大田区総合体育館)
帝拳ジムの本田明彦会長(67)は19日、村田諒太(帝拳)の世界王座挑戦プランについて、5月1日に行われる第7戦が「大事な岐路になる」と話した。
今回、村田のマッチメークに協力する米トップランク社は6回戦クラスの相手を推したが、本田会長は「それだと成長がない。これまでもKO勝ちさせようと思えばできたが、強い相手とやらないと強くならない」と、世界ランカーを選択した。
順調なら年末にも世界挑戦の可能性がある。「今の世界王者の顔ぶれだと日本には来てくれないだろう。こっちから行くしかない」と、米国での挑戦を視野に入れている。
その青写真も次戦次第。「このまま行くか、軌道修正になるか、勝つか負けるかで変わってくる」と、村田が正念場にいることを強調した。