ボクシング村田、長身相手にスパー開始
「ボクシングミドル級10回戦」(5月1日、大田区総合体育館)
村田が23日、都内のジムで本格的なスパーリングを開始した。約190センチというアタイデ対策に3人の長身パートナーが用意された。
この日は昨年9月に判定勝ちしたアドリアン・ルナ(メキシコ)と4ラウンド。ルナの体重は87キロとクルーザー級並みだったが、フィジカルで優位に立ち多彩な攻撃を見せた。
4回には左のボディーでルナのマウスピースを飛ばす場面も。「あれはたまたま。ただ、初回にしては内容は悪くなかった。試合までピークを2回つくる」という調整プランだ。
メンタル面でも変化があった。「守りに入っている自分がいた。金メダリストとして守らなければいけないというマインド。それを消していく」と、心身ともに野性味むき出しで倒しに行く。