リゴンドーに健闘した天笠6・10再起戦
昨年末、ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)との世界戦に敗れたもののダウンを奪う健闘で一躍名を上げたIBF世界フェザー級3位の天笠尚(29)=山上=が6月10日に再起戦を行うことが30日、分かった。同日は同スーパーバンタム級6位で東洋太平洋王者の和気慎吾(27)=古口=とのダブル世界前哨戦となる。
天笠は2月から都内のフィットネスジムで肉体改造に着手。「初めてのトレーニング法でインナーマッスルを鍛えています。体が変わっていくのを実感しています。試合で成果を出したい」と成長に手応えを感じている。
リゴンドー戦はいろいろな意味で自身を変えた。「やればできる可能性を感じた。世界を目指します」と、リゴンドーを踏み台に頂点を狙う。