石井父、息子の引退は「自分で決める」
IGF4・11のニック・ロズボロウ(米国)戦を最後に引退の可能性があることを明かした格闘家・石井慧(28)が10日、セコンドを務める父・義彦氏(56)=大阪府立島本高教諭=を伴い、都内での公開計量に出席した。115・3キロの相手より10・2キロ軽い105・1キロだった石井はノーコメントで引き揚げた。
ルールミーティングに単独で出席した義彦氏は、息子の引退宣言について「僕もメディアから情報をいただいた」と明かした。石井が目標を失うほど敗戦に落胆した昨年大みそかのミルコ・クロコップ戦に関しても話していないという。初のセコンドを石井から要請された父は「続けて欲しい?」と聞かれて「いっぱしの大人。やめるときも自分で決めると思う」と本人次第とした。