【一問一答】寿以輝「母ちゃん泣いてた」
「ボクシング4回戦」(16日、大阪府立体育会館)
元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(44)の次男、寿以輝(じゅいき、18)=大阪帝拳=がプロデビュー戦に臨み、岩谷忠男(神拳阪神)を2回2分45秒KOで下した。26年前にデビューした父と同じ2回に決めた。
以下は試合後の寿以輝との一問一答
-振り返ってみて。
「すごく良かった。言葉には表せない」
-収穫は。
「まだまだ。全部まだまだでした」
-大注目だった。
「ガクガク。緊張はない、ないと言ってたけど、あると言ったら余計プレッシャーを感じてしまいそうだった」
-家族は見えていたか。
「入場したときにチラッと。お母さん泣いてるなあ、と。(家族には)『見とけよー』という思いだった」
-プロのパンチは。
「効いたのはない。アッパーがのど仏に入って『くっ』ってなって痛かった」
-あらためて父の偉大さは感じたか。
「違う感覚はないけど、すごさはずっと感じている」