「ボクシング10回戦」(1日、大田区総合体育館)
ロンドン五輪金メダリストでWBC世界ミドル級7位・村田諒太(29)=帝拳=がWBO世界同級14位のドウグラス・ダミアン・アタイジ(ブラジル)を5回38秒TKOで下し、デビュー戦からの連勝を7に伸ばした。
敗れたアタイジは4回に連打を浴びせるなどアグレッシブに攻めたが、村田諒太の右ストレートに沈んだ。「最後のパンチは見えなかった。いい攻めができていたのに残念」と悔しがった。試合後、大好きな母国ブラジルの英雄、元F1ドライバーの故アイルトン・セナのTシャツに身を包んだ24歳は、「いい教訓になった」と今後の成長を誓った。