後藤“負けたくなかった”中邑を撃破
「新日本」(3日、福岡国際センター)
後藤洋央紀が中邑真輔を下し、IWGPインターコンチネンタル王座を奪取。12年7月に中邑に敗れて以来、約3年ぶりの奪回に成功した。ダイビングボマイェなどで追い込まれたが、意地で耐え、雪崩式牛殺しから昇天・改で逆転勝利。後藤コールを送った観客と、万歳三唱で喜びを分かち合った。
「中邑にだけは負けたくない。あいつに負けるのが一番悔しい」という02年入門同期からの白星に顔がほころんだ。3年間で4度戴冠し、通算15度防衛した中邑が価値を高めたベルトを手にした後藤は「IWGP(ヘビー級)王者とどっちが強いか試したくなる。狙っていく。IWGPも次の挑戦者が(オカダに)決まってるんで、いつになるか分からないけど、野望として思っている」と2冠戦を目標に掲げた。荒武者が新たな歴史をつくる。