「世紀の対決」フィリピン大統領も観戦
「WBA、WBC、WBO世界ウエルター級王座統一戦」(2日、ラスベガス)
注目の「世紀の対決」は、5階級制覇のフロイド・メイウェザー(38)=米国=が6階級制覇のマニー・パッキャオ(36)=フィリピン=に3-0で判定勝ちし、自身のWBAとWBCの両王座とパッキャオのWBOの王座統一に成功した。
両雄対決に、フィリピンも熱狂の渦に包まれた。パッキャオの出身、フィリピンでは2日夜から3日朝にかけ、犯罪発生率が極端に下がり、首都マニラ名物の交通渋滞も解消された。各地のレストランやバーでは大型スクリーンが設置され有料のパブリックビューイングが設けられた。
アキノ大統領もテレビ観戦。「フィリピン人が世界の舞台に立てることを証明してくれた」と国会議員でもあるパッキャオの健闘をたたえた。