猪木氏、キルギスの民族衣装で登場!
「IGF」(5日、大阪府立体育会館)
IGF会長のアントニオ猪木参院議員が5日、大阪大会に来場した。猪木氏のナマ登場は昨年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE」以来、4カ月ぶり。2月20日・TDCホール大会はパラオ滞在中のため、VTRメッセージだった。
この日、訪問先のキルギスから帰国して会場入りしたという猪木氏は民族衣装で現れた。現地では猪木氏がスカウトして来日した元WBA世界ライト級王者のグッシー・ナザロフと再会。「恩人」として歓待を受けたという。また、元日本維新の会所属とあって、都構想の住民投票が迫る大阪での発言も注目されたが、「大阪からいろんな話題があるが、そこは触れないようにしましょう」と言及しなかった。
大会終了後、恒例となっている総括はなかった。セミに全日本の諏訪魔が来場し、かねて希望する猪木氏の愛弟子・藤田和之戦へ一歩踏み出した。サイモン・ケリー猪木取締役は「(猪木氏は)おそらく見ていたと思う」としたが、反応は聞いていないという。諏訪魔は、ライバルの故ジャイアント馬場さんが創設した全日本の生え抜きだけに、猪木氏の思いも気になるところだ。