V10の内山、ビッグマッチを熱望
10度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(35)=ワタナベ=が7日、都内で一夜明け会見に応じ、改めて大物との対戦を希望した。
無傷の顔、右拳のダメージもない。次戦について渡辺均会長(65)は「これまでマッチメークは内山から任されてきた。次はよく話をして希望をかなえたい」と、内山の希望を最優先する意向を明かした。
内山は「ラスベガスは夢だが、弱い相手では仕方ない」とし、「(WBAフェザー級スーパー王者の)ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が階級を上げてくるなら面白そう。(WBO王者の)マルティネス(プエルトリコ)は三浦(隆司)君が狙っている。(WBC7位の)ガンボア(キューバ)も皆さん見たいのでは」と具体的に名を挙げた。
2回TKOで圧倒したジョムトーン戦を「ムエタイに世界チャンピオンが負けるわけにはいかない。そのプレッシャーが一番大きかった」と、異種格闘技戦のような気持ちもあったと振り返った。