田中恒成が「メンズノンノ」デビュー
ボクシングで日本人最速の5戦目で世界王座奪取を果たしたWBO世界ミニマム級王者・田中恒成(19)=畑中=が6日、名古屋市北区の畑中ジムで男性ファッション誌「メンズノンノ」(集英社)の取材を受けた。若手の有望アスリートを取り上げる1ページの特集で、同誌8月号(7月10日発売)に掲載される。
超一流アスリートの仲間入りだ。同誌の特集では過去に、井上尚弥(大橋)や村田諒太(帝拳)らボクシング界だけでなく、野球の大谷翔平(日本ハム)やサッカーの本田圭佑(ACミラン)らも登場。「そういう選手の中で取り上げてもらって単純にうれしい」と素直に喜んだ。
取材はボクシングの話題が中心だったが、田中には心弾むひとときとなった。以前から同誌を読んでいたそうで「今まで(の取材)より新鮮な気持ちでした」。なじみの雑誌に登場できるとあって笑みを浮かべた。
普段はオシャレにも気を使う19歳。試合後には服を買いに行くことも多い。日本人最速の世界王座奪取に成功した後も、好きなブランド「DIESEL(ディーゼル)」の黒色のキャップを購入した。
お気に入りの帽子はこの日もかぶってきたが、あいにく撮影はトレーニングウエア。ファッションセンスを披露する機会はなかったものの、カメラマンからポーズを求められると、すぐに戦闘態勢の顔つき。役作りはモデル顔負けだった。