和気、世界戦へ始動「使命感がある」
IBF世界スーパーバンタム級指名挑戦者決定戦に判定勝ちした同級6位の和気慎吾(27)=古口=が一夜明けた11日、都内で会見し、世界戦に意欲を見せた。
「左拳が若干痛む」程度で、試合のダメージはほとんどない。挑戦権をゲットし「(世界戦の)準備を進めていかなきゃいけないという使命感がある。一分一秒無駄にできない」と意気込む。月末にはタイで走り込み合宿を張る予定だ。
王者カール・フランプトン(英国)は、7月18日に米テキサスで同13位アレハンドロ・ゴンサレス・ジュニア(メキシコ)を迎え2度目の防衛戦を行う。勝者に挑戦する和気は「チャンスがあれば見に行きたい」と言う。
「国内開催を目指し準備する」とプロモーターの金平桂一郎協栄ジム会長。和気の世界挑戦が早くも動きだした。