永田、オカダ対策でリンボーダンス!

 「新日本・G1クライマックス」(20日開幕、北海きたえーる)

 新日本の永田裕志(47)が16日、「G1クライマックス」へ向けて都内で練習を公開し、リンボーダンスに挑戦した。同じBブロックに入った現IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(27)の必殺技・レインメーカー対策として試みたもの。8月12日の後楽園ホール大会でかつての付け人とシングルで初対決する永田は、講師のぱとりしあ尚子さんの指導で高さ121センチをクリア。“仮想オカダ”として帯同した元レスリング全日本王者で、16年に新日本でデビューを目指す岡倫之のレインメーカーを体を反らせてかわした。

 永田は「予想以上にオカダ戦に期待されていて、『レインメーカーを受けないでくれ』という声が大きいんで対策を立てた。柔軟性は大切で、体を反った後の体重移動のきつさを初めて感じた。リングで使えるね」と手ごたえを得ていた。

 自身の持つG1記録を更新する17年連続出場となり、通算勝利も1位の天山広吉に3差の58勝。出場20選手で最年長の47歳は「オカダ戦への反響は、順風満帆に来てる男へ試練を与えて欲しいという声かな。棚橋(弘至)、中邑(真輔)、真壁(刀義)が上がってくるときも立ちはだかったから」とニヤリ。かつての“ミスターIWGP”が現王者を破れば、“先”が楽しみになる。

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