内山、手術後初の練習公開「痛みなし」
ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(35)=ワタナベ=が22日、都内で、5月下旬に受けた左肘の遊離軟骨除去手術以来、初めてとなる練習を公開した。
3年前のV6防衛前後から違和感があったという左肘。痛みのため、ジャブも、ディフェンスにも影響があった。今年5月のジョムトーン(タイ)戦では「限界を感じた。手術せざるを得ないと思った」ほどだった。
この日は佐々木トレーナーとのミット打ちで、激しいパンチを披露。「公開練習ということで力も入ったけど、8割の力で打てる。痛みはもうありません」と話した。
次戦については「ウォータース(ジャマイカ)、ガンボア(キューバ)らもいるし、三浦(隆司)選手もいる」と、だれでも来いという姿勢。「肘が治って全力でいけるので楽しみ」と笑顔を見せた。