一翔V1で71歳誕生日祖母とチュー?
ボクシング史上最速18戦目で世界3階級制覇したWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26)=井岡=が6日、初防衛戦を9月27日、大阪府立体育会館で同級12位・ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30)=アルゼンチン=と行うことを発表し、大阪市内で会見した。
試合当日は自身の祖母で父・一法会長、叔父・弘樹氏の母、ミツ子さんの71歳の誕生日。「僕は3兄弟の長男なので、一番かわいがってくれた」と幼少期は遊園地のヒーローショーに連れて行ってもらったことを記憶。「勝利を僕がプレゼントする」と誓った。
V1達成後のリングに祖母は上がる気満々で、一法会長は「一翔にリングでチューしたいと言っていた」と明かした。弘樹氏は「一翔が母を肩車します」と“むちゃぶり”した。
一翔は4月、フアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)を下し井岡家の悲願を達成。年末にはレベコとの再戦を想定しており、まずは同国からの“刺客”を返り討ち。「フライ級で真の王者、最強を証明する」と次なる目標を定め、新たな戦いが始まる。