後藤、石井を意地で仕留め優勝宣言
「新日本・G1クライマックス」(9日、後楽園ホール)
Bブロック公式戦で、IWGPインターコンチネンタル王者の後藤洋央紀が石井智宏との2敗対決を制し、中邑真輔、カール・アンダーソンとともに1敗のオカダ・カズチカを追う展開とした。
難敵を意地で仕留めた。頭突き、ラリアートが乱れ飛び、何度も会場がどよめいた。頭突きから昇天・改で消耗戦を勝ち抜いた後藤は「G1のGは後藤のG!このオレが必ず優勝します」と宣言し、観客と万歳三唱。バックステージでは「ここまで来たら気持ちしかない。背中を押してくれるのは気力とベルト」と肩にかけた至宝に目をやった。残る相手はマイケル・エルガンと永田裕志。2連勝して天命を待つ。