内藤痛恨3敗目 ギャローズにまさか…
「新日本・G1クライマックス」(11日、後楽園ホール)
Aブロックで唯一、自力優勝の可能性を残していた内藤哲也が、すでに6敗のドク・ギャローズにまさかの黒星を喫した。
この日のギャローズ、14日・両国国技館の天山広吉に勝てば、優勝した13年以来の決勝進出が確定していた内藤は、パワー殺法を切り返し、丸め込みを見せるなど攻め込んだ。しかし、最後に落とし穴が待っていた。コーナー上のせめぎ合いから、138キロの体重を浴びせられるハングマンズヌースでフォールを奪われた。
ロス・インゴベルナブレス入りを表明し、ヒール化して好調だった真夏の祭典で、終盤に痛恨の1敗。ダメージでフラフラの内藤は「厳しくなった?だから何だよ!!トランキーロ(あせるな)だぜ!!まだ終わってねえだろう」と語気を強めた。