高野人母美、野生取り戻す過酷トレ
「ボクシング・WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(11月11日、後楽園ホール)
東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者高野人母美(28)=協栄=が1日、WBO女子世界スーパーフライ級挑戦に向け、和歌山県新宮市でキャンプインした。
高野が野性を取り戻した。朝6時起床、砂浜で1時間走。朝トレ後、そのまま海にザブン。温泉でリラックスした後は、雨の中、大量のやぶ蚊に襲われながら世界遺産の一部となっている神倉神社の崖のような荒々しい500段の階段上り。夜は近くの体育館でボクシングトレを敢行した。
最近は国内初の世界2階級制覇王者藤岡奈穂子とのスパーも行っており、「ボコボコにされた。最強といわれる藤岡さんと殴り合ったら、もう、怖いものはない。負ける気がしない」とキッパリ。世界戦に向け自信を見せた。