新日1・4東京Dメーンはオカダ対棚橋
「プロレス・新日本」(12日、両国国技館)
新日本プロレス恒例の1月4日・東京ドーム大会のメーンイベントが12日、オカダ・カズチカに棚橋弘至が挑むIWGPヘビー戦に決まった。
この日、30分を超える死闘の末、AJスタイルズを下し、至宝を死守したオカダの眼前に棚橋が現れた。内藤哲也を破って挑戦権利証をキープし、6年連続でドームのメーン切符をつかんだ逸材は「エース(自身)とチャンピオンが分かれてるから面倒くさいんだ。ベルトは目の前にある。IWGPは近いぞ」と自信満々に言い放った。
13年に続き、今年の1・4でも棚橋の王座に挑んで敗れた際、悔し涙を流したオカダは「(棚橋戦は)東京ドームで3回目だけど、いい思い出がない。しっかり、いい思い出を作りたい」とリベンジ宣言。棚橋がこだわる『エース=王者』には「エースなんてどうでもいい。僕はチャンピオン」と言ってのけた。
宿敵との3度目のドーム決戦を初めて王者として迎えるオカダはこの日、AJ撃破を祝う乾杯を中止。あえて棚橋戦後まで先送りした。
5年連続1・4のメーンで勝利中の“ミスター東京ドーム”棚橋に、ドームで初のV締めを目指す“レインメーカー”オカダ。新春の大舞台で互いの意地とプライドが爆発する。