河野公平、挑戦者・亀田にKO宣言
「ボクシング・WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(16日、シカゴ)
2度目の防衛を目指す王者・河野公平(34)=ワタナベ=がシカゴ市内で練習を公開した。挑戦者の亀田とは対照的に30分の練習時間をフルに使い、シャドーボクシングとミット打ちを披露した王者・河野は「KOじゃないと勝てないと思っているので死にもの狂いでいきます。ばっちり仕上げてるので倒します!」とKO防衛を宣言した。
自身初の海外での試合。3日前に現地入りしたが、心配された時差ボケはなし。「違う環境なのでアドレナリンが出る」。気持ちの高ぶりを口にする一方で、亀田陣営と同じ宿泊ホテルだったことには「正直、あんまりうれしくない。できるだけ会いたくない」と苦笑いを浮かべた。
米国での日本人同士のタイトルマッチは史上初。「アメリカで試合をやるのは夢だった。インパクトのある試合をして歴史に名を残したい」と意気込んだ。