市村蓮司、1回KO勝利も3賞逃す

 「ボクシング・東日本新人王決勝戦」(3日、後楽園ホール)

 全9階級を行いスーパーライト級は河田神二郎(25)=宮田=が1ラウンド28秒の鮮やかなKO勝ちで大会最優秀選手(MVP)に輝いた。技能賞にミニマム級の小浦翼(21)=E&Jカシアス、敢闘賞はスーパーフェザー級の石川元希(22)=M・T=がそれぞれ獲得した。各階級の新人王は東軍代表として、全日本新人王決定戦(12月20日、東京・後楽園ホール)で西軍代表と対戦する。

 Sバンタム級で1回KO勝ちした市村蓮司(RK蒲田)は惜しくも3賞を逃した。南京都高出身で故武元前川氏の最後の教え子はトランクスに「武元軍団」と入れて闘った。「今朝、先生が夢に出て来たんです。高校時代、言われたメンタルのことを思い出した」と恩返しの勝利だ。「武元軍団を背負い、全日本も絶対に取ります」と気合を込めていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス