曙、全日本退団でRIZIN出場も
前3冠ヘビー級王者の元横綱曙(46)が、13年9月から所属していた全日本プロレスを退団したことが4日、分かった。5日にも発表される。今後はフリーとして活動することになり、年末の格闘技イベント「RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)への出場も浮上する。
4日、都内で会見を行った「RIZIN」の榊原信行実行委員長は曙に関して「全日本を退団したということは聞いた」と明かし、「RIZIN」参戦について「そういう話はあるけど、何も決まっていない」と可能性を示唆した。
また、榊原実行委員長は元横綱の退団理由について「(格闘技再転向と)結びつけられるタイミングではあるけど、すべてがそれに起因することでないのでは」とコメントした。
曙は大相撲引退後の03年に格闘技に転向し、同年大みそかのボブ・サップ戦でデビューした。「RIZIN」出場となれば、06年大みそかのジャイアント・シルバ戦以来、9年ぶりの格闘技戦となる。