江藤、王者にKO宣言「実力証明する」

 動体視力トレーニングメガネを着け、練習する江藤光喜
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 「ボクシング・WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(28日、ゼビオアリーナ仙台)

 挑戦者の江藤光喜(27)が20日、都内で練習を公開した。一階級上げて減量苦が軽減され「びっくりするほど調子がいい」。3度の走り込み合宿で強化した下半身の力をパンチ力に伝える練習を重ね、手応えをつかんでいる。

 沖縄出身の先輩世界王者、友利正トレーナーは「右が当たれば立てないだろう」と言い、野木丈司トレーナーは「『フライ級』の名の付くパンチではない」と太鼓判を押す。

 13年にタイでWBA世界フライ級暫定王座を獲得。だが、JBCがWBAの暫定王座を認めず、江藤は「世界王者」にカウントされていない。「絶対に実力を証明する。クアドラスが倒れて、最後にオレの手が上がる試合にする」と、無敗王者からKO勝ちによる王座奪取を宣言した。

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