岩佐が世界挑戦失敗からの再起戦飾る

 「ボクシング・10回戦」(24日、後楽園ホール)

 元日本、東洋太平洋バンタム級王者でIBF同級6位の岩佐亮佑(セレス)が、フィリピン・バンタム級13位のマーロン・アルシリヤを5回15秒、3-0の負傷判定で下し、世界挑戦失敗からの再起戦を飾った。岩佐は通算成績を20勝(12KO)2敗とした。

 1回から積極的に出た岩佐はジャブでプレッシャーをかけ、正確なワンツーで主導権を握った。2回と5回に偶然のバッティングで相手が出血し、レフェリーが試合を止めたが一方的な内容だった。

 「すっきりしないけど、勝てて良かったです」と第一声。6月、英国でIBF同級王者リー・ハスキンス(英国)に挑戦し。6回TKO負けした。「負けたものは仕方ない。それを糧に再スタートした。自分がブレないことがすべて」と、言い聞かせた一戦だった。

 今回は初めてスーパーバンタム級でリングに上がった。「高校時代からずっとバンタム級だったのでこだわりはあるが、ストレスなく減量できたし、どちらの階級でも、世界戦のチャンスが増えるのなら」と、今後は機を見てバンタムかスーパーバンタム級を選択していく。

 セレス小林会長は「原点に返ろう、ということだった。岩佐の良さは柔らかく、細かい動き。やりたかったことはやれた」と満足そう。師弟は、再び世界の頂点を目指す。

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