王者・ゲバラ「日本でアイドルになる」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(28日、ゼビオアリーナ仙台)
王者ゲバラが24日、都内で練習を公開した。「八重樫戦が偶然の産物でないことを証明したい。リカルド・ロペスのように日本でアイドルになりたい」と、母国の英雄にならい、サクセスストーリーを目指している。
注目は昨年12月に八重樫東をKOし、初防衛戦でも決めた左ボディー。「レバーに入ればもちろんKOできる」と豪語する自信満々の必殺ブローだ。挑戦者・木村悠の小山和博トレーナーは「狙わず自然に出てくる。ブロックやフェイントを使ってやりたいことをさせないこと。頭脳戦になる」と改めて警戒した。
ゲバラは9月には弁護士資格を取得。礼儀正しい好青年だが、リングに上がれば一転、獲物(挑戦者)を仕留める狩人と化す。