「ボクシング・日本ライト級タイトルマッチ」（１６日、島津アリーナ京都）

　王者・徳永幸大（２６）＝ウォズ＝が同級５位・西谷和宏（２８）＝ＶＡＤＹ＝を判定３－０で下し、２度目の防衛。５回終了時では劣勢だったが６回以降、地力で挽回。最終１０回は右の強打で西谷を追い込み逆転勝利した。西谷は左目下などダメージが深く病院に運ばれた。

　徳永は９月、同級生で親交深い鈴木悠平さん（２６）を大逆転ＴＫＯで下し、初防衛に成功。鈴木さんは頭部に内出血が見つかり引退となった。「２人分を背負って戦う」と激戦に生き残った。