一翔「小麦断ち」で王者ボディー完成

 「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(31日、エディオンアリーナ大阪)

 ボクシング史上最速の世界3階級王者・井岡一翔(26)=井岡=が23日、大阪市内で練習を公開し、男子テニスの世界ランク1位・ノバク・ジョコビッチ(28)=セルビア=流「小麦断ち」を行っていることを明かした。1カ月半前から、パン、うどん、パスタなど小麦食品の摂取をやめ、体の切れ、耐久力は飛躍的に増した。

 グルテン(小麦製品のタンパク質)が体に悪影響を及ぼすことを聞き、ジョコビッチの著書も読んだ。「計量の後とか思い当たった」と実践を決めた。野菜中心のメニューを組み「毒素は抜かれ、頭もスッキリ」と肉体改造の効果は絶大。減量もあと3・5キロで疲労感は軽減されている。

 11年に食事を変えたジョコビッチはその後、絶対王者に君臨。「すごい選手が大勢いる中で彼だけがずっとトップ。練習は誰でもやっている。あるとすれば、そこ(食事)に差が出ている」と最強進化への手本を得た。

 5年連続出陣する大みそかのV2戦は、4月に王座を奪ったレベコとの再戦。「打ち合っても負ける気がしない。KOチャンスをものにしたい」とKO決着で返り討ちにする。

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