田口計量をパス 統一戦には複雑な表情
「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
WBA世界スーパーフェザー級、同ライトフライ級タイトルマッチの調印式と前日計量が30日、都内で行われた。スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36)=ワタナベ=は58・7キロ、挑戦者のオリバー・フローレス(24)=ニカラグア=は58・6キロ。ライトフライ級王者の田口良一(29)=ワタナベ=はリミットの48・9キロ、挑戦者のルイス・デラローサ(30)=コロンビア=は48・3キロと、4選手とも1回でクリアした。
会見で、IBFライトフライ級王者になった八重樫東(大橋)、WBC世界同級王者の木村悠(帝拳)との統一戦について問われた田口は「いずれは…」と複雑な顔。聞いていたデラローサに「その話をする前にオレに勝つことだ!!」と突っ込まれ「本当にそうだな、と思う」と田口らしく応対。「中間距離でもらわずに当てていきたい」と戦略を口にした。