昨年大みそかのボクシングダブル世界戦で、日本歴代単独2位の11度目の防衛を果たしたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(36)と、2度目の防衛に成功したWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(29)=ともにワタナベ=が二夜明けた2日、都内で会見した。
苦戦の末、V2を果たした田口は「どこかで上から見ていた…。挑戦者の気持ちの方が、よりいい試合ができたかも」と複雑な表情。調整の途中に崩した体調にも「気をつけていたけど、もっと気をつけたい。いい経験になりました」と話した。先輩の内山は「万全ではない中でも、ああいう試合ができたのは大きい」と評価した。