新リーダー・オメガが棚橋撃破で新王者

 「新日本」(14日、アオーレ長岡)

 米WWE入りした中邑真輔が返上した王座を、バレットクラブの新リーダーとなったオメガが手に入れた。オメガは11日に集団暴行で破壊した棚橋の右腕を集中攻撃。加勢した盟友のヤングバックスがエルガンに排除されてからはピンチを迎えたが、最後はVトリガー連発から片翼の天使で激闘にケリをつけた。

 ジュニアヘビー級から転向したオメガは「これから体を大きくして、ますます強くなる」とアピール。さらに「ここにいる4人がトップ中のトップなんだ。棚橋を破ったことでオレがエースになる」と、そばにいたヤングバックス、トンガとともに、アンダーソン、ギャローズが離脱を示唆したバレットクラブの新時代到来を告げた。一方、棚橋は「中邑、ごめんな」と話すのが精いっぱいだった。

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