退団表明アンダーソン感謝ギャローズ涙

 「プロレス・新日本」(20日、東京・後楽園ホール)

 バレットクラブのカール・アンダーソンとドク・ギャローズが退団を表明し、新日本での最後の試合を終えた。

 2人は8人タッグで盟友タマ・トンガ、バッドラック・ファレと組み、柴田勝頼、後藤洋央紀、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー組と対戦。ファンから惜別の大声援を受けて大暴れしたが、最後はギャローズが柴田のPKで蹴殺された。試合後、2人はリング上で盟友と抱擁。さらに、平伏してファンに感謝を表した。

 アンダーソンは「バレットクラブはよい経験だった。戻ることは今は約束できないが、新日本、日本中のファンにありがとうと言いたい」としみじみコメント。ギャローズは「新日本はすばらしいプロレスの世界だ。本当にありがとう」と涙ぐみながら話した。

 2人は今後、米WWEに挑戦するとの米国の報道がある。

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