藤波VS秋山がついにタッグで初実現
「プロレス・ドラディション」(28日、後楽園ホール)
藤波と秋山の対戦が、ついにタッグで実現した。藤波は元新日本のレジェンド。全日本の秋山は、藤波のライバルと呼ばれながら団体の壁に阻まれて対戦が実現しなかった故ジャンボ鶴田さんの弟子だ。
世紀を超えた夢の一戦。秋山は鶴田さん直伝のジャンピングニーバット、藤波もドラゴンスクリューなど、互いの持ち技を繰り出し、最後は藤波が若い青柳を飛龍裸絞めで仕留めた。
藤波は「思った通り骨のある選手だった。(鶴田さんの影が)なんとなくダブった」と評価。秋山も「(ドラゴン殺法は)記念になった。ガウンで出てきたときには藤波辰爾だと思ったもん。やっぱり違う。オーラとかね」と感心していた。