村田10戦目は香港、11戦目は米国で
「ボクシング・10回戦」(5月14日、香港コンベンション&エキシビション・センター)
帝拳ジムは7日、都内で村田諒太(30)=帝拳=のプロ10戦目を発表した。相手はフェリペ・サントス・ペドロソ(28)=ブラジル=、13勝(11KO)1敗の右ボクサーファイター。また、7月23日に米ロサンゼルスかラスベガスで11戦目を行うことも併せて発表した。
WBC世界ミドル級5位をはじめ主要4団体すべてにランクインする村田にとって、11戦目は世界ランカーを相手とした世界前哨戦になる可能性が高い。そのためにもペドロソ戦の勝利は当然、内容が問われる。
浜田剛史帝拳代表は「勝てばタイトル挑戦というわけではない。みんなが納得する、インパクトのある試合にしないと。イコール、ノックアウトですよ。ケガもできないし、プレッシャーはあるだろうが、そういう立場の選手」と、世界挑戦に向け、KO勝ちを義務付けた。
3月にロサンゼルスで約3週間のスパーリング合宿を行った村田は「いい合宿だった。今後は自分のパンチが当たる距離や角度、タイミングをつかむことを最重要課題にしたい」と、KOパンチを磨いていく。