小鹿35年ぶりアジアタッグ奪取ならず
「プロレス・大日本」(29日、後楽園ホール)
日本現役最年長レスラー、74歳のグレート小鹿が、惜しくも35年ぶりの返り咲きを逃した。過去5度奪取した自身の代名詞と言える日本最古のタッグ王座に、勢いに乗る関本を従えて挑戦した。小鹿は大流血しながらも真っ向勝負を展開。木高にのど輪落とし放つなど追い詰めたが、最後は足4の字固めに捕らえようとしたところを木高に丸め込まれた。
試合後は、手応えを感じ「ここまでやったということは、ワンモアチャンスあるな」とアピール。宮本が「あんたは、まだまだ生きないといけない。もっとオールドプロレスを教えてくれ!!」と応えると「何度でもチャレンジする。それまで(ベルトを)持っとけ!!」と王者組を一喝した。