高野が引退電撃表明 関係者寝耳に水…

 「ボクシング女子6回戦」(6月6日、後楽園ホール)

 東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルの高野人母美(28)=協栄=が18日、再起戦発表会見で引退を電撃表明した。6月6日、後楽園ホールで韓国人選手と昨年11月の世界挑戦失敗以来のノンタイトル6回戦を行うが「勝っても負けても今回の試合でラストにしたい」と引退試合宣言だ。

 「ボクシングは楽しくてやってきたけど、人生の自分の時間を人に左右されるのはちょっと違うかな、と。指図される自分がいやで、やりたい、からやりたくない、になってきた」と説明。「だれの指図がいやなのか」の問いには「今は言えない」とした。

 この日は金平桂一郎会長が海外出張で不在。高野の突然の引退表明は、ジム関係者、所属する芸能事務所関係者とも寝耳に水だった。芸能事務所関係者は「世界戦のプランもあるのに」と困惑を隠さなかった。

 恒例の前日計量パフォーマンスは準備しており「テーマは減量。楽しみにしていてください」と吹っ切れた笑顔を見せた。

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