高野人母美、金平会長に「お話したい」
ボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者で、モデルの高野人母美(28)=協栄=が19日、都内で開かれたイベントに、WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子、ビーチバレー女子の坂口佳穂らと参加。前日、6月6日に後楽園ホールで行うノンタイトル6回戦での引退を表明した高野は、来週中に所属ジムの金平桂一郎会長と話し合う考えを明かした。
一夜明け、高野は会見で前日とは違う困惑した表情も見せた。試合に向けての質問には「きっちり、いい結果を出したい。来週には(帰国する)会長にお会いして、お話しをしたい。会長にはご迷惑をおかけしたので…」と語った。
現在海外出張中の金平会長は、午前中に「高野人母美、引退を示唆 6月6日もやらなくていいです!」「彼女は、まだまだ修行半ばの選手です。誰かに、指図されて嫌だけどリングに上がるというのなら、6月6日もやめておくべきだと判断しました。」などと怒りの言葉を連ね、試合を中止する意向を示した。午後には新たにツイッター上で「高野人母美と昨夜話したのは事実ですが、5分ぐらいで切れてしまいよく分かりませんでした」とつぶやいた。