新日本 棚橋が負傷 担架で運ばれる
「プロレス・新日本」(21日、後楽園ホール)
棚橋弘至が、試合終了後に左腕を破壊され、担架で運ばれた。
8人タッグマッチは、味方のキャプテン・ニュージャパンが、バッドラック・ファレのグラネードからの片エビ固めで惜敗。その直後に、6月19日、大阪城ホールで挑戦するIWGPインターコンチネンタル王者のケニー・オメガの襲撃が待っていた。
不意を突かれてリングに大の字になったところに、大型のラダー(脚立)で左腕を押さえつけられた。さらにチェーズ・オーエンスに左腕を引っ張られ、無防備状態のところに、オメガが脚立越しにパイプ椅子でめった打ち。
最初は絶叫していた棚橋の声が次第に聞こえなくなった。ようやく攻撃が収まったときには、ピクリと動けず、担架で控室に運ばれた。症状は深刻な模様で、ヨシタツは「棚橋さんの肩が心配。よく分からないけど、大事に至らないように祈っている」と話した。